< 絹雲母(セリサイト)について >
| 概 要 化粧品原料、また各種工業用原料に使用されているセリサイト(絹雲母)は粘土鉱物であり、雲母族に分類される白雲母に近い化学組成を持っています。一般的に知られている絹雲母(セリサイト)の特徴は微細で真珠光沢をもち滑性を有しています。 絹雲母(セリサイト)は白雲母、金雲母等の雲母族の一種で肉眼ではほとんど見ることのできない微細な結晶であり、その名称は鉱物名としてではなく野外名として用いられています。 絹雲母(セリサイト)の成因は以下の3つが挙げられ、 ロ熱水の活動により生成されたもの ワ変成岩中に生成されたもの ン堆積岩の続成作用により生成されたもの で当社の絹雲母(セリサイト)鉱床はロがほとんどです。 絹雲母(セリサイト)の組成と結晶 当社の絹雲母(セリサイト)は熱水変質により形成された粘土鉱物であり、水や樹脂中に絹糸状光沢を呈しています。化学組成は酸化物で表示するとSiO2が最も多く、次いでAl2O3、K2O、Fe2O3となります。結晶構造はSi4+が4個のO24-に囲まれてSiO4の四面体を形成し、構成原子は電子をやり取りすることにより、イオンとなっています。 この四面体が平面的につながっているシートが層状ケイ酸塩であり、これを四面体シートといいます。 四面体シートの項点を向かい合わせに組み合ってAl−Oなどの八面体シートがはさまれています。このような構造を2:1型構造といい、絹雲母(セリサイト)は2:1型構造が積み重り大きく板状結晶に成長しています。四面体中のSi4+は一般にAl3+ときにはFe3+と置換され、シートの電荷が負に帯電するため層間陽イオンとしてK+イオンが配位しています。 層状ケイ酸塩の学位構造層が次々に積み重なって3次元構造を形成していく単位構造は同じであっても重なり方が異なる場合が起こります。その結果、結晶構造全体では、形、大きさ、そして、その中に含まれる単位構造層の数を異にする多くの構造が形成されます。 この構造をポリタイプといい、(Fig.1)ポリタイプの記号は単斜(monoclinic)M、三方(trigonal)T、六方(hexagonal)H、を用い(1M,2M,3T, 6H)と表します。 絹雲母(セリサイト)は多くのポリタイプをもっており、一般に認められているポリタイプは1Mと2Mです。絹雲母(セリサイト)の場合、上の2:1層の傾きの方向が、下の2:1層に対し60°、120°あるいはこれらの整数倍だけ回転可能であり、最も簡単な1Mの場合には、2:1層の傾きは同じ方向をとって繰り返され、2M1では傾きの方向が120°の左回転と右回転を交互にとって形成されます。2M2では、傾きの方向60°の左回転と右回転をとっています。当社振草産絹雲母(セリサイト)はポリタイプ2M1型に分類されます。 |
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| 三信絹雲母(セリサイト)の特徴 | ||||||||||||||
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| 絹雲母(セリサイト)製品 | ||||
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主な使用用途 化粧品 タイヤ離型剤 鋳物塗型剤 一般塗料 耐熱塗料 合成樹脂充填剤 特種製紙 潤滑剤 接着剤 耐熱パッキン 溶接棒フラックス 等 |
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| 絹雲母(セリサイト)電子顕微鏡写真 | ||||